OverTheBorder

祝初来日! グラミー賞ノミネートのSOFI TUKKERが語るOver The Borderとは?

『BACARDÍ “Over The Border” Launch Party』に参加したSOFI TUKKERが語る概念の超越、そして境界とは?

本プロジェクト発足を記念した『BACARDÍ “Over The Border” Launch Party』で初来日したSOFI TUKKER。彼らは、今年グラミー賞の最優秀ダンスレコーディング部門にノミネートされ一躍話題に。元来、様々な音楽性が交錯し、ジャンルの境界なきオリジナリティ溢れるサウンドで注目を集めていた彼らだが、そこに至るにはどんな思いがあったのか……。“Over The Border(概念を超えること)”を身を持って提示してきた彼らが考えていることとは……

——このプロジェクトのテーマは、“Over The Border(概念を超えること)”です。あなたにとっての“Over The Border”とは?

Tucker Halpern「僕らにとっては、それが全てだと思う。そもそもNYで生まれたSOFI TUKKERはアメリカ国外で認知され始めたバンドだからね。歌詞も英語ばかりじゃないし、そこからして境界を気にしていないという大きなポイントじゃないかな。僕自身は境界なんてものは存在しないと考えるようにしているよ」

Sophie Hawley-Weld「私もいつも境界や常識を超えることを考えているわ。でも、それでも常にアットホームに感じてる。今こうして日本でもそう感じているようにね。SOFI TUKKERの音楽はボーダレスであるように意識しているし、それを望んでるの。私たちは様々な要素を取り入れて、境界に左右されないようにして、常にそれを飛び越えるのが好きなんだと思う」

——そのテーマを現実の世界に落とし込んだのが今回のロンチパーティなのですが、実際に出演してみていかがでしたか?

Sophie Hawley-Weld「最高の時間が過ごせたわ。観るもの全てがクールだったし。テレビを使った(Ei Wada’s Braun Tube Jazz Bandの)パフォーマンスなんて本当に魅入っちゃった。そして、TOKiMONSTAやAnna Strakerも最高!」

Tucker Halpern「パフォーマンスの一方で、フロアの中でライヴペインティングもあったよね。あれも素晴らしかった。パフォーマンス中はずっとあの作品を見ていて、すごく気に入ってしまったよ」

Sophie Hawley-Weld「それに会場内にあったアートもどれも美しかった。ひとつひとつのディティールがスゴすぎてね。鉄の素材でできた花見た? すごくクールだった!」

Tucker Halpern「見たよ、ヤバかったね。正直、このイベントがどうなるかわからなかったけど、僕らが経験してきたイベントの中でも上位にくるほどイケてる内容だったね」

Sophie Hawley-Weld「今回はこんなステキなイベントに誘ってもらってすごく光栄!」

Tucker Halpern「僕も大ファンのアーティストと一緒にプレイできたし、今のビジュアルアートがここまでレベルが高いんだって、いい意味でビックリさせられた」

Sophie Hawley-Weld「そうね……私も他の出演者やアートにすごく刺激をもらったわ」

——ふたりはアートにも興味があるんですね。

Sophie Hawley-Weld「もちろん、大好きだわ」

Tucker Halpern「僕らは音楽を作るにあたって、アートから影響を受けることは多いと思う。だから、いつも意識するようにしているよ。それに、僕らが音楽を作る際には音を色で表現することもあるしね。ペインティングのような感じで音楽を作っていくときもあるんだ」

Sophie Hawley-Weld「アートもそうだけど、ファッションからインスパイアされることも多いわね。音楽はもちろん、アートは全て人間にとって大切な表現方法だと思うの。そして、それは作っている人と観る側、その両方に大きな影響を与えて、高めてくれる。そんな相乗効果があるステキなものよね」

——これまでの活動の中で最大の挑戦は何ですか? そして、その結果どんなことを得られましたか?

Sophie Hawley-Weld「一番のチャレンジで、なおかつ何かを得た経験となると……私たちの音楽が新しかったってことかな。SOFI TUKKERはふたりとも音楽の教育を受けてきたわけじゃないの。自分たちで日々進みながら学んできたの。でも、その分私たちにしかできない、普通じゃないこともできた。それは、ちゃんとした音楽の知識がある人だと発見できないようなこととかね」

Tucker Halpern「僕にとってチャレンジであり、そこから学んだことは曲作りのときには、1曲に時間をかけ過ぎずに次に進むこと。制作は自分次第で1曲に対して数日、数週間、数ヶ月だってかけることができる。もう少しで自分の理想になるってときは、特に時間をかけてしまう。でも、その“少し”は実は遠くて、いつまでたっても理想にならなかったりするんだ。だから、そういうときは時間を無駄にせずに、新しい曲を作り始めた方がいいってことを学んだ。僕自身、音楽を作り始めたころにはその壁によくぶつかっていたんだけどね」

 

——日本に来るのは今回は初めてですよね?

Tucker Halpern「そうだね。日本はすごく感動的な国だ。今日は原宿とかを歩いてきたんだけど、街中もすごくキレイだし。人が多いのに他の国と違って静かで、何よりピースフル。それはすごく好感が持てるし、一気に好きになったよ」

Sophie Hawley-Weld「それに、みんな本当にオシャレよね」

——SOFI TUKKERのアンセム“Drinkee”は、今年グラミー賞にノミネートされ、瞬く間に世界中に伝播しました。この曲の歌詞はポルトガル語ですけど、なんであえてポルトガル語に?

Sophie Hawley-Weld「それはね、ポルトガル語がそれだけでセクシーで、エロティックだったから。響きとかがね。それに昔からすごく好きな言語のひとつだったの。でも、曲にする際には本当に勉強したわ(笑)」

——そういった言葉、言語にも興味があるんですか?

Sophie Hawley-Weld「すごく関心があるわ。作詞をするっていう意味だけじゃなくてね。言語っていろいろな捉え方ができるし、聴き方もたくさんあるから」

 

——ちなみに日本語についてはどうでしょう?

Sophie Hawley-Weld「ずっと内緒にしてたんだけど、次の新曲には日本語が入ってるの。植野有砂ちゃんがラップしてるんだ。楽しみにしていてね」

——それは楽しみですね。最後に日本の若いアーティストに、ふたりのようになるためのアドバイスをいただけますか。

Tucker Halpern「僕がいえることは……とにかく自分の好きな音楽を作るってことだね。自分が毎日聴きたいような音楽をさ。他人が聴きたいと思っている曲を作ったり、人にあわせていてはダメ。これは僕がいつもしている大好きなアドバイスで、確信的な言葉だと思うよ」

Sophie Hawley-Weld「そう、そして自分にインスピレーションを与えてくれて、一緒に仕事をしたいと思える人を見つけること!」

Tucker Halpern「それって……僕のこと?」

Sophie Hawley-Weld「違うわ、私のマネージャーよ(笑)」

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