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『BACARDÍ “Over The Border”』が名古屋初上陸!その様子をレポート

既存の概念を超えた音楽とアートで参加者全てを魅了した『BACARDÍ“Over The Border”Satellite Party Nagoya』をレポート!

6月、7月と東京、大阪で行なわれたローンチパーティを引き継ぐ形で、8月20日(日)に名古屋ENCOREで開催された『BACARDÍ“Over The Border”Satellite Party』。

 

オープニングを飾ったのは6月にヨーロッパツアーを見事完遂し、9月には『ULTRA JAPAN』のResistanceステージに出演も決まっているNAOKI SERIZAWA。
欧州帰りでさらにパワーアップしたその実力を見せつけるかのように、“Black Cock”や“M.A.W”のレア盤を連発するとともに、90年代ハウスや至極のリエディット盤を軸としたプレイで空間を彩っていく。

しかも、その空間に鎮座するのはベルリンを拠点として活躍するグラフィティライターのHiroyasu Tsuriが“Over The Border”のために描いたBACARDiブランドの象徴であるコウモリ。
背後に照明を仕込み、コウモリの姿が浮かび上がるよう細工されたそのアクリル版のペインティングがDJブースに設置され、オーディエンスの視覚を奪っていた。

一方、オープン早々詰めかけたゲストたちは思い思いにオシャレに着飾り、BACARDÍ“Over The Border”ならではのアートと音楽の交錯を楽しんでいる様子。さらには、これまたHiroyasu Tsuriが制作したオリジナルフォトパネルの前で今回作品展示しているARISAKがフォトシューティングを行い、華やかな時間をパッケージ(その模様は後日紹介!)。

メインフロアにNAOKI SERIZAWAに続いて登場したのはダンサーのGENDAI。
トリッキーなダブステップのビートに合わせ魅せる、人間の身体表現の稼働領域を無視したかのようなアニメーションダンスはあらゆるオーディエンスを魅了。しかも、GENDAIのパフォーマンスと、彼が身につけていた純白の衣装に映し出される映像が見事にリンクし、会場からは驚嘆の声があがっていた。

そんなGENDAIの後には、KAIRI。
国内最高峰のヒューマンボックスの祭典『Japan Beatbox Champion』で三度優勝した日本最強のヒューマンビートボクサーもまた、人間業とは思えない超絶ヘヴィーな低音と鋭角のビートを刻み、オリジナリティ溢れる人力ベースミュージックを体現。人の声にも関わらずまるでレコードを操っているかのようなスクラッチ音や、ラジオショーさながらのMCを含め、なんともストーリー性豊かな展開にオーディエンスは絶えず一喜一憂していた。

さらには、先のローンチパーティにも出演していたDJ SARASAは、序盤からMURANASAの“Love Sick”を大胆にサンプリングした楽曲で観客の心を鷲掴みにし、ヒップホップからR&B、ファンク、そしてハウスまでをスクラッチを多用したクイックミックスで紡いでいく。スキルフルでいて、ブラックミュージック愛溢れたDJ SARASAならではのセットは、さすがの一言だった。

その後は東京、大阪でも好評だったモヒートのワークショップも展開。
プロのバーテンダーがスイカやパイナップル、メロン、ベリーなどのフルーツに加え、ミントはもちろんシソやワサビなどを好きにチョイスし、自分だけのオリジナルモヒートの作り方を伝授してくれた。
フルーツ盛りだくさんのモヒートは当然のこと大好評だったが、モヒートにワサビという意外な組み合わせも実は深い味わいが楽しめると観客に大ウケ。好きな素材を使った様々なモヒートに誰もが舌鼓を打っている姿が印象的だった。

そして、いよいよイベントも佳境に。
ステージでは、KAIRIとGENDAIによるコラボショーケースがスタート。
このイベントのためだけに制作された最新のステージは、まさに“Over The Border(既存の概念を超える)”。KAIRIが生み出すベースサウンド然り、身体表現の極地とも言えるGENDAIのダンス然り、どちらも全て人間によるものとは思えないパフォーマンスでオーディエンスを圧倒。音楽とアート、その領域をひとつのステージで見事表現していた。

クロージングアクトはSeiho。
KAIRIとGENDAIのショーケースに心奪われたオーディエンスが、彼の登場で息を吹き返したように熱狂。フロアには続々と観客が押し寄せるなか、自身の楽曲を交えながらデトロイトテクノやベースミュージックまでミックスし、さらには自身でシンセを弾き、エフェクトを多用したりとライヴ感満載のプレイを披露。とにかくアゲて、魅せる、聴かせる、踊らせる、三拍子揃ったパフォーマンスにオーディエンスのテンションもラストにしてこの日の最高潮に。そして、その興奮冷めやらぬままフィナーレへ。アンコールでは話題のMC・トラックメイカーPUNPEEと共作した新曲を披露するなど、最後までサービス精神たっぷりのSeihoだった。

音楽とアートの共存、そのうえ今後の日本のシーンを先導する若き才能者たちが集った『BACARDÍ“Over The Border”Satellite Party』。今後も9月3日(日)に札幌(MEET)、10月8日(日)には福岡(UNION SODA)で開催される。

 

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