OverTheBorder

『Burningman』でも絶賛、無限に広がるミラーボールアートの世界

フロア彩るミラーボールを芸術へと昇華させたアートコレクティブMIRRORBOWLERが生み出す魅惑の世界。

往年のディスコカルチャーを象徴するアイコンのひとつといえば、ダンスフロアを輝かしく彩るミラーボール。
その起源は定かではないが、ものの本によれば少なくとも1920年代(第一次世界大戦終結直後)のナイトクラブではすでに使われていたようだ。
それからおよそ100年、ミラーボールはクラブのライティング演出に無くてはならないものとして定着。そればかりか、カラオケボックスなどにはもちろん、近年では「魂が天に召されるようなイメージがぴったり」と通夜の祭壇にまで使われているとか。

 

鏡張りの多面体に光を当て、その反射によってきらびやかで幻想的な空間を作り上げるミラーボール。用意する光源や周囲の映り込みによって表情を変えるそれは、アートの世界でも無限のポテンシャルを秘めている。
そんなミラーボールを数百個単位で使用し「宇宙と和式美」をテーマに光と反射のインスタレーション作品を生み出す集団がMIRRORBOWLERだ。

「私は作品を通して年齢、人種、言語、宗教観等すべての垣根を越えて
心に直接語りかける光りを創り、歓びや感動を共有し、心が一つに繋がり合う
“きっかけ”を創りたいと思ってます」(打越俊明)

MIRRORBOWLERは2000年、家元の打越が“天から授かったインスピレーション”を具現化するために結成。彼をはじめ写真家や美術家、照明係、美術係など様々なメンバーが在籍し、彼らが生み出す作品は見る角度や光の具合によって美しく様相を変え、さながら広がり続ける宇宙のよう。
そんなMIRRORBOWLERの作品は2003年に会場のデコレーションを担当した『FUJI ROCK FESTIVAL』で高く評価され、その後『RISING SUN ROCK FESTIVAL』や『ROCK IN JAPAN』といった国内の音楽フェスで大活躍。

 

そして、そのフィールドは音楽のみにとどまらず、CartierやChaumetの新作披露パーティのほか、六本木ヒルズ、赤坂アークヒルズ、梅田阪急など全国各地のイルミネーションイベント、ときには和の世界観と共振し、寺社のライトアップや屋形船のデコレーションも行なっている。

そして2016年、かねてから「いつの日か海外で作品制作を」と望んでいたMIRRORBOWLERは、アメリカはネバダ州の砂漠で行われるアートの祭典『Burningman』に参加。商業主義的な既存のフェスとは一線を画す本祭では、参加者は何もない砂漠に1週間だけ出現するブラックロック・シティでアートを展示したり、先鋭的なファッションに身を包み踊ったりと様々な表現活動を行っている。そこはまさに“Over The Border”なフェスティバルだ。
そんな『Burningman』で彼らが展示した『-Egg of Hope-』は本祭のオフィシャル新聞が「今年最も美しい作品」と絶賛。もはや世界が認めるアート集団と言えるだろう。

とはいえ彼らのインスタレーションは実際に体感してみてこそ。
6月29日(木)に東京で開催される『BACARDÍ “Over The Border” Launch Party』でその真髄を味わうべし。

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